2011/01/27

Skypeが日本でも利用可能に

Skype for Android アプリケーションが日本向けMarketからもインストールできるようになりました。これで、MarketEnablerなどの特殊手段を使わなくても利用出来るようになります。

MarketEnablerですでにインストールした人は、普通に更新がかかると思います。

Source: Internet Watch

2011/01/25

Galaxy Tabファームウェア・アップグレードにおけるデジタル署名問題へのパッチ

こちらでもお伝えしましたが、Galaxy Tab用ファームウェアをJM6,JMA,JMC,JMDにアップグレードすると、デジタル署名が入ったブートローダーが導入されて、それ以前のファームウェアに戻すことはできないそうです。

xda-developersで、この問題に対するパッチが公開されたようです。詳細は、こちらをご覧ください。もし、この問題に当たっている方で、古いファームウェアに戻したい方は、参考にしてください。ただし、この処理はファームウェアのアップデートと同様にリスクを伴う処理なので、十分に気をつけてください。

2011/01/24

Screebl によるバックライト管理

Android端末は、ある一定時間未操作の状態が経過すると、バックライトが暗くなったり、スリープしたりします。これは、電池を長持ちさせるための機能なのですが、ちょっと、考えながら操作をしていると、この現象にあたることがります。

このような状況を改善するアプリケーションがScreeblです。このアプリケーションは、端末が置かれている傾きを検知して、人が持っていると想定した傾きの場合は、バックライトを暗くしないようにできます。

アプリケーションの使用方法は、Marketからインストールし、アプリケーション一覧から起動します。その後、[Screebl有効]をチェックします。これで、完了です。後は、通知バーにアイコンが表示されますので、そこからアプリケーションを起動して、有効化/無効化の切り替えや設定の変更を行うことができます。

ところで、筆者はZenusのケースを使用していて、ケース前面を折り返して置くことが多いのですが、デフォルト設定だとこれは、使用中と見なされます。うっかりこの状態で電池を大幅に消費してしまったことがあります。

Screeblはこのあたりの設定もしっかりしていて、ON/OFFを決める角度を調整することができます。[設定 > 横向きの傾き] を選択すると以下のダイアローグが表示されます。ここで、デフォルトの5°から15°に変更したところ、上記ケースの使い方でも問題なく、「使われていない」と判断してくれるようになりました。

2011/01/22

Titanium Backupによるアプリケーションのリストア

前回までで、Titanium Backupを利用して、バックアップとシステム・アプリケーションのアンインストールについて見てきました。

今回は、バックアップしたアプリケーション/データをもとに戻すリストア処理について見てみます。


[前提条件]
  こちらの記事に記載したとおりですので、参照してください。

バックアップと同様にリストアも、大きく分けて2種類に分類できます。一つはアプリケーション全部(あるいは複数アプリケーションのセット)、もう一つは個別アプリケーションについてです。

まず、アプリケーション全体ですが、バックアップの手順と同様に、「バッチ処理」へ進むと以下の画面が現れます。ここで、リストア・メニューから目的にあったものを選べばよいでしょう。なお、緑色の実行ボタンについては、有料アプリの機能だと思います。

次に、個別アプリケーションのリストアです。これも、バックアップ手順と同様で、Titanium Backup内でアプリケーション一覧画面を出し、リストアしたいアプリケーションをタップすればOKです。そうすると、以下のダイアローグが現れますので、赤丸で示した[復元]ボタンをタップします。

さらに、復元対象を選択するダイアローグが現れます。ここで、データのみか、アプリケーションのみか、両方かを選択します。

以上で、リストアが完了します。


実は、今回、Titanium Backupの一連の処理をしていたら、アプリケーションのマーケット・リンクがすべて消えていました。つまり、Marketアプリを開いても、「マイアプリ」でアプリケーション一覧が全く表示されない状態になってしまったのです。これは、個々のアプリケーション自体はちゃんとインストールされたままで、動作させることもできますが、Android Marketに更新されたアプリケーションが登録されても、アップデートができなくなります。

何故、このような状態になってしまったのか不明なのですが、上記リストア処理で、マーケット・アプリの「データのみ」復元を行うことによって、問題が解消されました。

2011/01/21

Titanium Backupによるシステム・アプリケーションのアンインストール

Titanium Backupは、アプリケーションのバックアップとリストアをするためのツールですが、アプリケーションの個別管理として、アンインストールもサポートしてます。

Marketからインストールしたアプリケーションは、Marketアプリを使えば、簡単にアンインストールすることができますが、プリインストールされているシステム・アプリケーションはそういう訳にはいきません。

なんらかの理由で、どうしてもシステム・アプリケーションをアンインストールしたい場合は、このTitanium Backupを利用するのが一つの手段です。

注意:システム・アプリケーションをアンインストールすることは、大きなリスクを伴います。アプリケーションによっては、OSと深く連携しているものもあり、そのようなアプリケーションをアンインストールしてしまった場合、OSが起動不能になることもあり得ます。
また、システム・アプリケーションをアンインストールする必要性があると考えても、それは別の方法で解決することができるかも知れません。そして、一度、アンインストールすると、復元することが極めて困難な状況になることもあります。
ですので、システム・アプリケーションのアンインストールは、最終手段と捉えてください。

ここでは、Daily Briefingというプリインストールされたアプリケーションをアンインストールする手順を示します。Galaxy Tabでは、このアプリケーションは、/system/app 配下にプリインストールされていますが、ニュース、天気情報、株式などの日々変わる情報を表示するアプリケーションです。ですので、アプリケーションの性質としては、正確にはシステム・アプリケーションではないとも言えます。

[前提条件]
  こちらの記事に記載したとおりですので、参照してください。

まずは、Titanium Backupを起動後、アプリケーション一覧画面を表示させます。そこで、アンインストールしたいアプリケーションをタップします。そうすると、以下のようなダイアローグが現れます。ここで、赤丸で示した[アンインストール!]をタップします。

警告ダイアローグが表示されますので、そこで、[はい]で進むと、処理が実行され、アプリケーション一覧画面では、以下のように打ち消し線が引かれた状態になります。

手順は以上です。簡単に、プリインストールされたアプリケーションを削除することができました。

では、実際に削除の効果を見てみます。


<dfコマンドによる/systemパーティションの情報>
削除前 /system: 326336K total, 320008K used, 6328K available (block size 4096)
削除後 /system: 326336K total, 309516K used, 16820K available (block size 4096)


使用可能領域が10MBも空きました。それもそのはずです。以下のファイルがなくなったわけですから。



-rw-r--r-- root     root     10261816 2010-10-30 11:22 DailyBriefing.apk
-rw-r--r-- root     root       477088 2010-10-30 02:22 DailyBriefing.odex




さて、このアンインストールしたアプリケーションは復元できるでしょうか?


Titanium Backupについて検索すると、ユーザ・アプリケーションとシステム・アプリケーションを一括でバックアップしてくれるという記述をよく見かけます。しかし、実際のところ、ユーザ・アプリケーションについては、アプリケーション本体+データ+マーケット・リンクをバックアップしてくれますが、システム・アプリケーションについては、データのみが対象のようです。


つまり、一度、Titanium Backupでシステム・アプリケーションをアンインストールしてしまうと、そのアプリケーション本体を復元することはできません。


どうしても復元したければ、ファームウェアのアップデートを待つか、焼き直すしかないでしょう。


筆者にとっては想定内のことだったので、今回の件は問題ではないのですが、やはり、それなりの理由がない限りは、システム・アプリケーションのアンインストールは実行しないほうが無難だと思います。



2011/01/20

Titanium Backupによるアプリケーションのバックアップ

Titanium Backupは、アプリケーションをバックアップおよびリストア(復元)するためのツールです。ROM焼きなどをする人には欠かせないツールということで人気があります。何回かに分けて、バックアップ/アプリケーションの削除/復元などの手順を紹介します。

なお、今回は、Titanium Backup フリー版を利用しています。

[前提]
  1. root化しておきます。(こちらを参考にしてみてください)
  2. 不明なソース(Unknown sources)のアプリケーションを有効化しておきます。(Settings > Applications > Unknown sources : checked)
  3. USB debuggingを有効化しておきます。(Settings > Applications > Development > USB debugging : checked)
  4. Android Marketから、Titanium Backupを検索してインストールします。
最初にアプリケーションを起動すると以下の画面が現れます。ここで、赤丸で示した「バックアップ/リストア」のボタンをタップします。

次に以下のようなバックアップ/リストア対象のアプリケーション一覧が表示されます。ここで、個別のアプリケーションに対する処理も可能ですが、ここでは一括バックアップに進みます。
ちなみに、アプリケーション一覧のアイコンや表示方法は、凡例で説明されています。アイコンは、バックアップされている状態で、[バックアップなし/データのみバックアップ/アプリケーション+データのバックアップ/アプリケーション+データ+マーケットリンクのバックアップ]の4種類です。また、アプリケーション名のテキスト表示の色や打ち消し線で、[ユーザーアプリケーション/インストールされていないアプリケーション/システムサービス]かを示しています。


さて、バックアップの処理を続けます。まずは、設定(Settings)ボタンを押して、下部に現れたメニューから、赤丸で示した「バッチ処理」をタップします。

次に、バックアップ/リストアの種別メニューが現れます。ここでは、バックアップ・メニューのみを抜粋しています。初めてのバックアップのときは、[バックアップ:全ユーザアプリ+システムデータ](図中 赤丸)の実行ボタンをタップします。過去に全バックアップをしたことがある場合は、新規に追加したり更新したアプリケーション/データのみでよいので、[バックアップ:全追加・更新アプリ](図中 黄丸)実行ボタンをタップします。

そうすると、最終的な確認画面になります。実行中のアプリケーションはバックアップできないので、[実行中アプリを停止]か[実行中アプリを除外]のいずれかを選択します。また、処理の対象外にしたいアプリケーションを個別に除外することもできます。準備ができたら、[バッチ処理を実行]ボタンを押します。

あとは、バッチ処理の進捗状況が表示されますので、完了まで待ちます。

以上でバックアップの処理は完了です。バックアップの格納先は、設定から指定可能ですが、デフォルトで /sdcard/TitaniumBackup 配下です。念のため、PCに接続して、バックアップデータを adb ツールなどを使って、別保管しておくことも良いと思います。

最後に、バックアップの速度ですが、「フリー版は遅くて使いものにならない」という記述を見かけますが、今回フリー版をGalaxy Tabで使ってみた感じでは、それほどストレスを感じるレベルではありませんでした。正確な時間は測っていませんが、少し待っていれば、終わるという感じです。

2010/12/30

Androidに初めてのボットネット型マルウェア(トロイの木馬)が出現

TechCrunchにAndroidのマルウェアに関する記事が掲載されていましたので、シェアしておきます。

  参照:Androidに初めてのボットネット型マルウェア(トロイの木馬)が出現

とりあえずの安全対策としては、

  • 設定メニューで”Unknown Sources”をonにしない
  • セキュリティソフトを導入する
でしょうか。

セキュリティソフトに関しては、これといった定番が定まっていないようですね。でも、検索するとそれなりには出てきますので、何かしらは導入しておいたほうが良いでしょう。