前回までで、Titanium Backupを利用して、バックアップとシステム・アプリケーションのアンインストールについて見てきました。
今回は、バックアップしたアプリケーション/データをもとに戻すリストア処理について見てみます。
[前提条件]
こちらの記事に記載したとおりですので、参照してください。
バックアップと同様にリストアも、大きく分けて2種類に分類できます。一つはアプリケーション全部(あるいは複数アプリケーションのセット)、もう一つは個別アプリケーションについてです。
まず、アプリケーション全体ですが、バックアップの手順と同様に、「バッチ処理」へ進むと以下の画面が現れます。ここで、リストア・メニューから目的にあったものを選べばよいでしょう。なお、緑色の実行ボタンについては、有料アプリの機能だと思います。
次に、個別アプリケーションのリストアです。これも、バックアップ手順と同様で、Titanium Backup内でアプリケーション一覧画面を出し、リストアしたいアプリケーションをタップすればOKです。そうすると、以下のダイアローグが現れますので、赤丸で示した[復元]ボタンをタップします。
さらに、復元対象を選択するダイアローグが現れます。ここで、データのみか、アプリケーションのみか、両方かを選択します。
以上で、リストアが完了します。
実は、今回、Titanium Backupの一連の処理をしていたら、アプリケーションのマーケット・リンクがすべて消えていました。つまり、Marketアプリを開いても、「マイアプリ」でアプリケーション一覧が全く表示されない状態になってしまったのです。これは、個々のアプリケーション自体はちゃんとインストールされたままで、動作させることもできますが、Android Marketに更新されたアプリケーションが登録されても、アップデートができなくなります。
何故、このような状態になってしまったのか不明なのですが、上記リストア処理で、マーケット・アプリの「データのみ」復元を行うことによって、問題が解消されました。
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