なお、今回は、Titanium Backup フリー版を利用しています。
[前提]
- root化しておきます。(こちらを参考にしてみてください)
- 不明なソース(Unknown sources)のアプリケーションを有効化しておきます。(Settings > Applications > Unknown sources : checked)
- USB debuggingを有効化しておきます。(Settings > Applications > Development > USB debugging : checked)
- Android Marketから、Titanium Backupを検索してインストールします。
次に以下のようなバックアップ/リストア対象のアプリケーション一覧が表示されます。ここで、個別のアプリケーションに対する処理も可能ですが、ここでは一括バックアップに進みます。
ちなみに、アプリケーション一覧のアイコンや表示方法は、凡例で説明されています。アイコンは、バックアップされている状態で、[バックアップなし/データのみバックアップ/アプリケーション+データのバックアップ/アプリケーション+データ+マーケットリンクのバックアップ]の4種類です。また、アプリケーション名のテキスト表示の色や打ち消し線で、[ユーザーアプリケーション/インストールされていないアプリケーション/システムサービス]かを示しています。
さて、バックアップの処理を続けます。まずは、設定(Settings)ボタンを押して、下部に現れたメニューから、赤丸で示した「バッチ処理」をタップします。
次に、バックアップ/リストアの種別メニューが現れます。ここでは、バックアップ・メニューのみを抜粋しています。初めてのバックアップのときは、[バックアップ:全ユーザアプリ+システムデータ](図中 赤丸)の実行ボタンをタップします。過去に全バックアップをしたことがある場合は、新規に追加したり更新したアプリケーション/データのみでよいので、[バックアップ:全追加・更新アプリ](図中 黄丸)実行ボタンをタップします。
そうすると、最終的な確認画面になります。実行中のアプリケーションはバックアップできないので、[実行中アプリを停止]か[実行中アプリを除外]のいずれかを選択します。また、処理の対象外にしたいアプリケーションを個別に除外することもできます。準備ができたら、[バッチ処理を実行]ボタンを押します。
あとは、バッチ処理の進捗状況が表示されますので、完了まで待ちます。
以上でバックアップの処理は完了です。バックアップの格納先は、設定から指定可能ですが、デフォルトで /sdcard/TitaniumBackup 配下です。念のため、PCに接続して、バックアップデータを adb ツールなどを使って、別保管しておくことも良いと思います。
最後に、バックアップの速度ですが、「フリー版は遅くて使いものにならない」という記述を見かけますが、今回フリー版をGalaxy Tabで使ってみた感じでは、それほどストレスを感じるレベルではありませんでした。正確な時間は測っていませんが、少し待っていれば、終わるという感じです。
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