まずは、ホーム画面とアプリケーション一覧画面で効果を見ていきます。左がオリジナルで設定値は240ですが、右は設定値を200にしたものです。
アイコンなどが縮小しているので、全体的に画面を広く使えている感じです。しかし、サムスン標準のラウンチャを使用している場合、ホーム画面やアプリケーション一覧画面は、アイコンなどが小さくなっただけで、表示できるアイコンの数が増えるわけではありません。(単に、画面の左上に寄っているだけです。)
では、なにが嬉しくなるのでしょうか?以下のAndroid Marketアプリ画面を御覧ください。アイコンが縮小していることによって、リストに表示できる数が増えています。このように、アイコンを利用しているアプリケーションでは、表示できる量が増えます。
実は、サムスン標準のラウンチャの代わりに、LauncherProを利用することによって、ホーム画面についてもエリアを有効利用することができます。LauncherProについては、次回のエントリで述べたいと思います。
以下、アイコン縮小化の設定方法を説明します。
前提条件
(1) Galaxy Tabをroot化します。
(2) Galaxy TabをPCに接続します。
(3) コマンド・プロンプトなどから、以下のコマンドによって、build.prop ファイルをPCに転送します。
> adb pull /system/build.prop
(4) build.prop をお好きなエディタで編集し、以下の行の240を200などに変更します。小さい値にするほど、アイコンは小さくなりますが、あまり小さくし過ぎるとシステムが起動しなくなることもあるようです。
(変更前) ro.sf.lcd_density=240
(変更後) ro.sf.lcd_density=200
(5) build.prop を Galaxy Tab に転送し、システムをリブートします。
> adb shell
$ su -
# mount -o remount,rw /dev/block/stl9 /system
# cd /system
# chmod 666 build.prop
# exit
$ exit
> adb push build.prop /system
> adb shell
$ su -
# cd /system
# chmod 644 build.prop
# reboot
※ chmod はファイルが書き込み禁止なのを、一時的に解除して、戻しています。
(6) 再起動後に設定が反映されています。
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