2010/12/28

LauncherProによるラウンチャの変更

前回のエントリでは、アイコンのデフォルト・サイズを小さくすることによって、画面の表示エリアを有効利用する方法について述べました。しかしながら、サムスンの標準ラウンチャでは、相性が悪く大きいアイコンと同じ数しか表示してくれませんでした。

この問題を解決するための一つが、LauncherProの導入です。これは、デフォルトのラウンチャを置き換えるアプリケーションで、Android Marketからインストールすることができます。

以下に、LauncherPro導入後のホーム画面を示します。(設定の不手際により、壁紙が異なりますが、深い意味はありません。) lcd_density=200のときも、画面いっぱいにアイコンが配置されていることが確認できます。(サムスン標準ラウンチャでは、左上に寄っていました。)

次に、アプリケーション一覧画面です。4x8から5x8に表示できる数が増えています。

LauncherProの機能紹介は、androidnaviのエントリを御覧ください。

以下に、2点注意点を述べておきます。まず、起動方法ですが、インストール後に、最初にホームボタンを押すと以下のダイアログが表示されます。ここで、LauncherProをタップすれば、LauncherProが起動します。


ホームボタンを押すたびにラウンチャの選択ダイアログがでるのが欝陶しい場合は、ダイアログ中の"Use by default for this action"をチェックしてから、タップしてください。これで、常にLauncherProが起動するようになります。

さて、なんらかの理由で Samsung Home に戻したい場合はどうすればよいでしょうか? メニュー > 設定 (or Settings) > Applications > Manage applications > LauncherPro と辿ってきます。以下の画面が現れますので、赤丸でしめした "Clear defaults" をタップすれば、元の状態に戻ります。

2010/12/27

Galaxy Tabの解像度を上げる?

システムのbuild.propを編集するによって、他のサイトなどで「解像度を上げる」方法として取り上げられている設定方法がありますが、実際には、使用するアイコンやフォントサイズを調整するだけで、解像度は上がりません。

まずは、ホーム画面とアプリケーション一覧画面で効果を見ていきます。左がオリジナルで設定値は240ですが、右は設定値を200にしたものです。




アイコンなどが縮小しているので、全体的に画面を広く使えている感じです。しかし、サムスン標準のラウンチャを使用している場合、ホーム画面やアプリケーション一覧画面は、アイコンなどが小さくなっただけで、表示できるアイコンの数が増えるわけではありません。(単に、画面の左上に寄っているだけです。)

では、なにが嬉しくなるのでしょうか?以下のAndroid Marketアプリ画面を御覧ください。アイコンが縮小していることによって、リストに表示できる数が増えています。このように、アイコンを利用しているアプリケーションでは、表示できる量が増えます。

実は、サムスン標準のラウンチャの代わりに、LauncherProを利用することによって、ホーム画面についてもエリアを有効利用することができます。LauncherProについては、次回のエントリで述べたいと思います。

以下、アイコン縮小化の設定方法を説明します。

前提条件

  • Galaxy Tabがroot化できること。 (詳細は、こちらを参照してください。)
  • Galaxy TabをPCに接続して、adbによる操作ができること。(詳細は、こちらを参照してください。)


(1) Galaxy Tabをroot化します。

(2) Galaxy TabをPCに接続します。

(3) コマンド・プロンプトなどから、以下のコマンドによって、build.prop ファイルをPCに転送します。

      > adb pull /system/build.prop

(4) build.prop をお好きなエディタで編集し、以下の行の240を200などに変更します。小さい値にするほど、アイコンは小さくなりますが、あまり小さくし過ぎるとシステムが起動しなくなることもあるようです。

      (変更前) ro.sf.lcd_density=240
      (変更後) ro.sf.lcd_density=200

(5) build.prop を Galaxy Tab に転送し、システムをリブートします。

     > adb shell
     $ su -
     # mount -o remount,rw /dev/block/stl9 /system
     # cd /system
     # chmod 666 build.prop
     # exit
     $ exit
     > adb push build.prop /system
     > adb shell
     $ su -
     # cd /system
     # chmod 644 build.prop
     # reboot

     ※ chmod はファイルが書き込み禁止なのを、一時的に解除して、戻しています。

(6) 再起動後に設定が反映されています。

2010/12/26

ファームウェアのアップグレードと復元不可問題

xda-developersのエントリによるとJM6,JMA,JMC,JMDにアップグレードすると、それ以前のファームウェアに戻すことはできないそうです。これは、新しいブートローダーがチェックサムとデジタル署名をチェックしていることによるものらしいです。

現在のところ、この問題を回避する手段はないそうです。なので、特に必要性がないのならば、これらのファームウェアへのアップグレードは慎重に考える必要があるようです。


2011/1/25更新:パッチが公開されたようです。詳細はこちらへ

2010/12/25

非標準ブラウザによる「Webページ共有」方法

先日のエントリでは、Power NoteというアプリケーションでWebページをソーシャル・ブックマークする方法を紹介しました。しかしながら、この方法は、標準ブラウザを使用した場合の方法でした。

現在、Android OSでは、様々なブラウザを利用することができますので、いくつかの非標準ブラウザについて、「Webページ共有」の方法を紹介します。これで、異なるブラウザでも、Power Noteによってソーシャル・ブックマークを利用することができます。

(1) Steel

これは、標準ブラウザと同じで、まず、ナビゲーション・ボタンのメニューをタップします。次に、以下のダイアログが表示されますので、ここで"Share.."をタップすれば、OKです。


(2) Dolphin Browser Mini

人気のDolphin Browser HDの機能縮小版です。(もしかしたら、HDも同様の操作かも知れませんが、試していません。)

まず、以下赤丸で示したURL表示部分を長押しします。

そうすると、以下のダイアログが表示されますので、"Share page"をタップすればOKです。


(3) Galapagos Browser

これは、すこしややこしいです。まず、最初に画面最下部が以下のようになっていると思いますが、この状態で、未割当状態である右3個のボタンのうちどれかを長押しします。(以下の例では右端)

そうすると、以下のダイアログが表示されますので、下にスクロールしていき、"共有する"を選択します。

そうすると、先程の右端のボタンにページ共有の機能が割り当てられます。

この状態で、ブックマークしたいページを表示中に右端のボタンをタップすれば、以下のダイアログが表示されますので、Power Noteを選択することができるようになります。

以上、ブラウザ毎に操作が異なりますので、ソーシャル・ブックマークなどの為に、ページ共有機能を利用する場合は慣れが必要になります。

2010/12/24

PCとのブックマーク共有 - Power Note

Galaxy TabとPCでブックマークを共有できることは割と重要だと思います。

FirefoxなりChromeなりはPCが異なってもブックマークを同期させる仕組みがありますが、デバイスにもブラウザも依存させないためには、ソーシャル・ブックマークが一番便利なソリューションとなります。

以前は、deliciousを利用していたのですが、いくつかの事情などにより、現在はdiigoをメインに利用しています。

そうすると、Android用にdiigoブックマークの登録ができるアプリケーションが必要になってくるのですが、diigoの公式アプリケーションというものがありました。

Power Note というもので、Android Market からインストールすることができます。

一度、これをインストールしてアカウントを登録すると、ブックマークの手順は以下のようになります。


  1. ブラウザでどこかのページを閲覧していて、ブックマークしたいと思う
  2. メニュー > More > Share page で Power Note をタップする
  3. タグを入力して、[Save]ボタンを押して完了



なお、最初にこのシーケンスを実行するとURLが空欄になってしまうことがあります。その場合は、同じシーケンスを繰り返すと、ちゃんとURL欄にブックマークしたいURLが入力された状態になります。

あと、このアプリケーションではタグ文字列は補完してくれないので、少し不便ですね。

若干、不具合と改善希望点はあるもののAndroidから比較的容易にソーシャル・ブックマークできるのは助かります。

※ diigoはプライベート・モードというものがあるので、ブックマークを公開するのが嫌な人でも利用することができます。

2010/12/23

Galaxy Tabのファームウェア

以下に12/10時点でのGalaxy Tabのファームウェア一覧が記載されています。(最初の投稿は11/6ですが、何度か改訂している模様)

http://www.thegalaxytabforum.com/index.php?/topic/112-samsung-galaxy-tab-firmware-list/

ヨーロッパ版を一部抜粋したものが以下です。

Firmware.PITAndroid VersionDate
P1000XWJJ3-Version 2.2October 2010
P1000XWJJ3-Version 2.2October 2010
P1000XWJJ4P1.PITVersion 2.2October 2010
P1000XWJJ7P1.PITVersion 2.2October 2010
P1000XWJJ7 NEWP1.PITVersion 2.2October 2010
P1000XWJK1P1.PITVersion 2.2November 2010
P1000XXJK2P1.PITVersion 2.2November 2010
P1000XXJK5P1.PITVersion 2.2November 2010
P1000XXJM6 - ODIN 1.7P1.PITVersion 2.2November 2010

現在、当管理人が使用しているUK版Galaxy Tabは、入手当時はJJ3でした。それを、Samsung KiesでアップグレードかけてJJ7 (NEW?)になっています。

また、積極的にファームウェア更新をかけている方は、最新版のJM6などにしているようです。

さて、ファームウェアのJJ3などの文字ですが、最初聞いたときはこんがらがってしまいますが、意味を理解すると少し覚えやすくなります。xda developersのGalaxy S向けのエントリ"[HOWTO] [REF] [FAQ] [Guides] [Tutorials] Flash/Root/ADB/ROM [MUST READ!]"および"[REF] Samsung letter codes to check firmware compatibility"に説明がありましたので、以下に抜粋します。

<P1000XXJK3の場合>
P1000 : Galaxy Tabの型番
XX : ヨーロッパ向け
J : 年を意味する。アルファベットの10番目の文字なので2010年
K : 月を意味する。アルファベットの11番目の文字なので11月
3 : バージョン番号 (1から始まり9の次はA,B,Cと続くようです)
ヨーロッパ版はもともとはXXの他、XWも利用されているようです。
ただし、JM6の"M"やJP3の"P"はそれぞれ13,16番目のアルファベットで、当てはまる月がありません。一説によると、MはMilestoneを、PはPrereleaseを意味しているのではという話もありますが、推測の域を出ないようです。

なお、docomo向けのSC-01Cでは、"SO01COMJK2"がファームウェア・コードのようです。

また、ファームウェアをアップグレードするときに以下のファイルが出てくるのですが、これについてもその意味を記載しておきます。
  • CODE:PDAとも呼ばれるもので、Androidおよび付属のアプリケーションを言います。
  • MODEM:Phoneとも呼ばれるもので、通信(3G, WiFi, Bluetooth)用チップセットのためのファームウェア
  • CSC: Customer Specific Customization の略で、言語や地域ごとのカスタマイズを行うためのスクリプトやデータ
  • .pit:OdinというSamsungのファームウェア・アップグレード・ツール用の制御ファイルで、詳細な内容は不明となっている

2010/12/22

Galaxy Tabのリセット、工場出荷状態への初期化

万が一、Galaxy Tabの動作が不安定になってしまったり、起動しなくなってしまった場合の対処法です。www.trickyways.comのエントリを要約しています。((2)以降の動作確認はしていません。)

(1) リブート

通常、電源ボタンを1秒程度長押ししていると、以下のダイアログが現れるので、[Power off]をタップすることによって電源をオフにすることができます。



しかし、システムが不安定になってしまい、上記ダイアログが表示されない場合は、


電源ボタンの10秒長押し

をします。これで、システムがリブートします。


(2) Factory data reset

もし、リブートしたのち、Android OS自体は動作していうるものの、何か挙動不審である場合:たとえば、Marketのアプリケーションが見えないなどの症状がある場合は、工場出荷状態へのリセットをします。

方法は、設定メニューで Settings > Privacy と下って行くと、以下の画面になりますので、ここで、Factory data reset を起動させます。


これは、工場出荷状態以降のデータを削除します。ただし、システムとプリインストールされたアプリケーション、そして、SDカードに格納されている音楽や写真データは削除の対象外のようです。


(3) ハードウェア・キーによる初期化

Android OS自体も起動しなくなってしまった場合の対処方法です。
  1. まず、電源がオフになっていることを確認します。(10秒の電源ボタン長押しで電源オフ)
  2. [ボリュームアップ]ボタンと[電源]ボタンを同時に押します。
  3. スクロールにロゴが現れたら、[電源]ボタンを離し、[ボリュームアップ]ボタンは押し続けます。
  4. リカバリ・スクリーンが現れたら、[ボリュームアップ/ダウン]ボタンで"wipe data / Factory reset"を選択する。
  5. そして、[Home]ボタン、あるいは、[電源]ボタンで実行する。(Galaxy Tabのモデルによって、実行用ボタンは異なるらしい。)

※ もし、これで復活しない場合は、別途ファームウェアをインストールする必要があるでしょう。その場合は、こちらなどを参照してください。